犬のしつけと犬の本能
理性・知性がある人間と違い、犬は本能に基づいて行動する動物です。そんな人間と犬が上手にコミュニケーションをとるには、犬の本能的な行動について、飼い主がよく理解しておくことが重要でしょう。 犬の本能的な行動パターンについて飼い主が分かっていないと、ただ犬が悪いことをしている、反抗しているように見えて、飼い主としても犬を見る目が悪くなってしまうかもしれません。 犬は動物の中では頭のいいものですから意識的にいたずらすることも確かにあります。しかし悪気があってやっているわけではない場合もありますから、そこで飼い主が厳しく叱り過ぎないということも大切です。では、犬の本能とはどのようなものでしょうか。
たとえば犬は群れで行動する動物なので、群れにはリーダーが必要だということを本能的に知っています。犬の世界に民主主義や社会主義などはなく、強いリーダーによって牽引されていくことこそ、犬の世界では正しいことなのです。 ですから飼い主には、犬の家族・友達であると同時に、リーダーであることも求められます。もし飼い主が犬を甘やかしすぎてリーダーシップを発揮することを怠ればどうなるでしょうか。犬が「それなら自分がリーダーにならなければ」と思うようになるかもしれません。
そうなると、犬は人間を従わせるために吠えたり噛んだりするようになります。もしこういう行動が見られるとしたら、犬はあなたが嫌いで吠えたり噛んだりしているのではなく、自分なりにリーダーとして人間を教えなければと考えているのかもしれません。
愛情をもって可愛がることは大切ですが、犬が吠えてエサを要求したら与える・・・という甘やかし行為を続けていれば、犬との主従関係が逆転してしまう可能性が高くなるので注意が必要でしょう。
ほかにも、犬は本能的に身体を動かすことが大好きです。しつけの中に適度な運動を取り入れないとストレスで身体を壊したり、吠えたりするかもしれません。このことも覚えておきましょう。
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